✈ご注意✈
はっきり言って、とてつもなく長いです。文も長いです。動画も長いです。
9/1現在4本の長文テキストがありますが、まだ増えます。
そしてこれらを観なくてもアメダマMVは充分に楽しんで頂けます。
ですが、これらを観るとアメダマMVは100倍楽しんで頂けます。ご覚悟下さい。
movie 1:オフショット集 & 2:キャンピングカー
アメダマ(カラオケver.)をバックにお送りするオフショット集です。
本番撮影の様子や撮影の外側がご覧いただけます。
これを見てからMVを見直すと新たな発見があるかもしれません。(編集:タガミオサム)
撮影中、キーアイテムとなったキャンピングカーについてメインで編集された動画です。
キャンピングカー借りてどこかへ行きたい!という方の参考にもなるかもしれません。
(提供:勝手につくば大使)
movie 3:撮影ランチタイム
撮影の合間につくば市大穂の「活龍 甲殻堂」で昼食を摂った際の一コマです。モリモリ食ってます。
MVの「カジヅカ洗車シーン」の後のタイミングの昼食でした。
(提供:勝手につくば大使)
text1:カジヅカマサツグの想い
「アメダマのMV撮影しましょう」って話が出てきた段階からやりたいことや撮りたい画が
次々と思い浮かんできてしまって、勝手につくば大使=コムさんにはかなりワガママ言いまくって
それらみんな入れてもらった感じがありましたね。本当にありがとうございました。
ただそこに自分らでは思いつかないようなメンバー各々の見せ場シーンをしっかり用意してくれたのは
コムさんの名采配でした。
特にリョカッキとしては新体制を迎えての初活動がこの撮影でしたので我々も正直まだ手探り的なところが
あったのですが、そんな空気を微塵も感じさせないMVに見事仕上がったのはホントにコムさんのおかげです。
あとこの撮影通してリョカッキは絶対更に仲良くなったと思います。笑
MV本編の話は動画とかでも話しているのでここで超個人的な話をさせてもらうと、
このMVには自分がこれまで生きてきた中での思い出の品が下記のようにかなり映っているんです。
・学生の頃母親からのお下がりで貰ったアコギ
・就職し一人暮らし始めた頃に使っていたテレビデオ
・婚約記念に妻からプレゼントされた腕時計
・新婚旅行で行った沖縄の旅行雑誌
・転職を機に買い替えた納車したての新車
こう言った品々がリョカッキと言う“今の大切な仲間達”と同じ映像作品に登場し
形に残っていることに対して自分一人勝手に感動して勝手に嬉しく思っています。
超自己満足です。ありがとうございます。
text2:ホソダケンシロウの想い
以前のバンドを含めると、僕自身は2度目のMV撮影でした。
「アメダマ」に関しては、打ち合わせの際にリーダーと監督の熱い想いが伝わってきたため、
僕は余計な口出しをしないことにしました。
そしたらいつの間にか、鼻にクワガタを挟むことになっていたという。
見所としては、やはり最後の遊ぶシーンですね。
動画を一時停止、巻き戻しをしながら何度も繰り返して見て欲しいです。
text3:アメノユウの想い
何もかもが初の体験でした。
リョカッキに入って初の活動。MVを撮るのも初。アメダマの音源を聞くのも初でした笑
(貰ったつもりでいたら、貰ってなかった。)
和室のシーンと空港前のシーンを見比べてみて下さい。動きが全然違います。
でも、和室のシーンは雨でちょっとどんより感、外に出かけて演奏するシーンは
はっちゃけ感って指示が監督からあったので、まさにそれってことにしておきましょう。
あと、監督の指示に従ったら前日に海に投げられることを聞かされて、
気づいたら海中にいて、怒りながら走ってました。
あの水中で聞いたゴポゴポって音は一生忘れない思い出です。
でも、こうして、緊張ガチガチのところから、感情を出すような表現が出来たのも、
監督のコムさん、スタッフのオサムさん、ドローン操作のシモツくん、レッドのカジさん、
ブルーのリキさん、イエローのホソダさん、皆さんの出すその場感や雰囲気のおかげ。
ってことにしておきましょう。
いや、じゃなくて、そうだと思います!!
入ったばっかりの自分に取って居場所感が出来た感じがして、少し特別なMV撮影でした。
楽しかった!ありがとうございました!!
text4:勝手につくば大使・コムによる全編解説
【Aメロ】
0:52 おさむさんと3人で雨の中松代の公園を徘徊し、何度も取り直した結果たどり着いたベストショット。
暴風雨の中マッチの火がタイミングよく引火するのは、運でした(笑)
おかげでほぼ一箱タバコを吸い続けブルーが死にそうになっていたのも影の努力です。ナイスガッツ!!
その後は逆光でかっこよく輪郭とほんのり青色が見える塩梅で撮影時、ちょうど無料エキストラ(通行人)が通りかかってくれたおかげで、背景に傘を入れ込むことに成功した貴重映像です(笑)
0:57 ドローンを飛ばさず手づかみで手振れ補正マシーンとして使う贅沢な撮影方法を現場で編みだし、
おさむさんが中腰でスライドバックした根性映像です。ブラウン管がまさか本当につくなんて。
カジさんの謎に高い技術力に驚愕したのもいい思い出ですw
1:09 ふすま裏を想像してほしいシーンです。リョカッキはつくば近郊で活躍するローカルバンドなので、
綺麗に格を出したものよりも親しみやすいMVにしたく、リョカッキを知っている人が裏方を考えると
ちょっとクスっときてしまうような、そして実際かなりテキパキ撮らないと丁度ハマらなかったので、
全員の息ぴったりなシーンが撮れたと思っています。歌詞とも、アウトロとも噛みあってくるので、
何気に全体にとっての伏線としても機能している推しシーンです!
1:33 死ぬほど退屈そうなシーン。よく見るとイエロー以外は何らかのアドリブを入れてくれているのですが、
このタイミングが綺麗に被らないようにズレているので、阿吽の呼吸を感じざるを得ませんでした。
イエローはのちにソロで暴発予定なので、ここではメリハリをつけて鬱憤チャージしてもらっています。
ラジカセのさりげない存在感もよく見ると気付く程度なので、
2度目3度目と見た人もあっラジカセあるじゃん!と気付いてもらえるような奥深さにもなるかなと気に入っています。
1:48 洗車シーン。丁度いいタイミングでレッド車納車につき、とてもいいシーンが撮れました。
今回の撮影の中で俳優力がハンパじゃなかったカジさんの名演技が炸裂し、モヤモヤ感がよーく
伝わる映像になりました。バケツやグリフィンドールのレッドタオル、前ボケの木、古民家と
環境アイテムを駆使して車の存在感を際立たせられました。
【ギターソロ】
2:16 ちゃぶ台に足ドーンのカットで流れを切り替えつつ、あおりからの平行、俯瞰とカメラの位置を
変えていき、対象も【いい加減絶えられん!イエロー】から【疲れ切って冷めた目でムリムリなメンバー】へと推移。ギターの背中が映るソロ映像は珍しいのではないでしょうかw
サングラスイエローのブリブリソロを誇張してかっこよく撮影しましたが、笑いをこらえるのに必死なメンバーでしたねw
【間奏・Bメロ】
2:32 夜の公園をとぼとぼ歩く。もう梅雨に飽き飽きしてみんな心が限界に達している。
いい加減外ではしゃぎたい!ちょっと子どものような無邪気な願望が長くかなわず、
子どものようにすねた感じも出ていて哀愁がラフに感じられます。
色がギリギリ確認できる暗さで、全体の中でも最も暗いシーンに突入しています。
これはラスト大サビの手前で強弱をつけるための演出でもあり、一番森下げる必要があるので、
これでもかってくらいシンミリしています。
ちなみにごくわずかにスローモーションもかけているので、速度的にも強弱を追加しています。
2:44 カジさんのシーン。ちょうど良い感じに汚いベンチとボサボサの植え込みがあったのが幸いし、
カジさんにスポットライトを当てつつも、暗いムードは保てました。
この後ふすまシーンを挟みますが、いよいよ外!という妄想・現実が近いため、
歌にも力が入っているように感じます。
2:52 ここは前半のふすまと現場で少し変わり、ふすまあけっぱからの2人のタイミングを測るのが
非常にジャストだったシーンと言えます。まじでぴったりで、助かりました。
特にブルーがイエローを外に連れ出すなんて、細かな演出が完璧に効いていました。
加えて、今まではモヤモヤしていたムードの中、レッド・ブルーは唯一外に繰り出しています。(雨タバコ、洗車)
これらを踏まえ、アクティブ方面に引き出す役目の伏線を回収し、いよいよ念願の外〈夏〉へ繰り出します!
【ラストサビ】
3:00 いきなり炎天下の芝生!歌詞の山・海・旅・フェスに対応させて、
且つ朝昼夕版と丸一日楽しみまくったんだぜ!!!死ぬほど夏を楽しみにしててずっと外にいたんだぜ!!っていう
はっちゃけまくり感を強く出しています。
暑い中何度も撮ったので体力を使い果たしましたが、それでも前半部分の前振りは全てこのシーンから回収されるので、感動ポイントです。
色の移り変わりもさりげなく伏線になっており、芝(緑)→海(青)→夕焼け空(赤)→夜の街灯(黄)と対応しているのも
知る人ぞ知る深い伏線です。
3:17 おさむさん最強ポイントです。リョカッキということでロケ地に空港を選んで、
最高の場所を教えてもらいました。
しかも飛行機が飛ぶタイミングも完璧にタイミングを計り、
無事、リョカッキのMVにリョカッキを飛ばせました。
はんぱない!!!こんなに完璧に撮影できるとは思っておらず、普通にしびれました。
3:24 イーアス前、恰好のステージはまさにフェス。晴れの夜は子どものような大人たちの時間。
家になんて帰らない、ずっともっと遊び倒してやる!!といった時間を忘れて演奏に没頭している様は
サビにとてもふさわしいと思ってます!
3:29 ここからハイパーおふざけタイムですwまた山海旅フェスと一周し、何日も遊んだ時間的立体感がでています。
クワガタがおもちゃなのは結果的に良かったと思っていて、綺麗に鼻クワが出来たのは
プロフィール画像にしてほしいくらい面白いと思っています。
黄→緑→赤→青と主役がうつろいつつ、1:3の構造は保っているので、
結果的に全員均衡が保てていて、仲の良さがにじみでまくっています。
山のロケ地が芝と同場所で出来たことが後々ひっ迫してきたタイムリミットを
考えると幸運で大正解だったなぁと。
海のシーンは投げ込まれるシーンを多めにしたかったので、わかるっしょ!という気持ちで思い切って
かなり前半部分を短くまとめました。
情報量が多い中でも、一発で撮影成功できたこともリアルさに影響しているので、連係プレーに感謝です。
そしてライブをまだ一度も共演していないグリーンも、まったくそう感じない仲が見え、
本当に良いバンドだなとグッときていました。
旅のシーンは名俳優カジさんの一発OK炸裂で、あっという間に撮影できました。
誰も傷つけず、けどいたずら心のある置いてけぼりにも、仲の良さを感じます。
タイムのTの時の表情がすごく自然でさすがです!!
旅あるあるも踏まえているので、より親しみをもちやすく見やすいシーンではないでしょうか。
問題のフェスコーラのシーン。テストメントスコーラもやった甲斐があり、
ドバドバ顔に泡がかかるシーンはいつ見ても笑えますwまさに夏の思い出。
べとべとになってもらっただけ、しっかり記録に残っているので、損はしていないですよ!(笑)ひまわり背景も幸運でした。
ドローンの差し込みタイミングは超考えましたが、最高のタイミングで挿入できました。
ドラムに合わせすぎると面白味に掛けるので、人が切り替わりそう!と予想する少し前にしれっと入れるようにしました。
思い出が4人の中で共有されているのが分かりつつ、回りながら離れていくので、
夢の中のような宙に浮いたような感覚も与えています。
現実と夢の境界があいまいな余韻を残しつつフィニッシュに向かいます。
タイのお頭というテクニックで、
文章の頭と尾を合わせて挟んでいるのが構造上美しくしまるのですが、今回はMV内にタイが2匹いますw
大きいタイはラジカセ、小さいタイはジャーン(イントロの全員登場と、最後の合わせ)
なので最初から見たときに一貫性が生まれ、まとまりある作品になっています!!