愚かな男

考えすぎて飽きると言う 理屈無い論理
触れればすぐに手に入る 信じた迷信

気遣う女に勘違う愚かな男

湿気た風がひゅるりらら 君を連れた
雷鳴が今「さようなら。」を 掻き消した
君は何処だ 僕は此処だ


二つが採れないのならば 一つ盗れば良い
近寄るために影を踏む 鬼は替わらず

気付かぬ女に傷喰らう愚かな男

強い風にゆらり揺られ 後退り
君の姿は稲光が 目隠した
此処は何処だ 君は誰だ

現実女に夢語る愚かな男

湿気た風がひゅるりらら 君を連れた
雷鳴が今「さようなら。」を 掻き消した
強い風にゆらり揺られ 後退り
君の姿は稲光が 目隠した
此処は何処だ 君は何処だ 僕は此処だ